上海のサブリース破綻？

近年日本でもサブリースはいろいろ問題が発生しています。主に、オーナーに対して賃料保証できなくなって破綻という感じですが、上海も同様のようで。ここ2年ほどで３つほど上海の大手サブリース業者が破綻しました。サブリース業者がお客さんから受け取った賃料をオーナーに支払わないため、オーナーは入居者に退去してくださいと言ってくるわけですが、だからと言ってサブリース業者もオーナーも入居者に保証金を返金しませんし、中途解約だからといって、入居者に違約金を支払うわけでもありません。「サブリースって危険だな。個人オーナーと契約しよう」と思われるかもしれませんが、実は上海の主要地域は既にほとんどサブリースです。上海のオーナーさん達は豊かになったため自分で修理の対応とかしなくなってきたんですね。またサブリースのほうが個人オーナーより修理などフットワークが軽かったりします。推測になりますが、破綻したサブリース業者はもう何年も経営していたところで、恐らく初期投資の時点（内装を新しくし、新しい家具などを揃えた、どんどんお部屋を囲い込んだ）では問題なかったのですがその後お部屋や家具家電が古くなってきて、入居者が付かなくなり投資資金を回収できなくなったのではないかと思います。新しいサブリースの会社、内装が新しいサブリースのお部屋は初期投資段階かもしれないので、しばらく？大丈夫かもしれません。