地区：旧フランス租界東部   最寄り駅：地下鉄8/10号線 老西門駅 徒步4分 9号線 陸家浜路駅 徒歩6分   所在地：西藏南路
竣工年： 2006 年

「老西門」は16世紀半ば、上海の県城を守るために建築された城壁の西門があったことがその地名の由来である。今は既に城壁はないが、地図を見れば人民路と中華路に囲丸くまれた内側が以前の上海城であったことがわかる。この地名を冠した老西門新苑は現在でも非常に面白い立地にある。オールド上海のモダンな上海の代表である新天地まで徒歩11分ほど。旧上海城の内側、庶民の住んでいた混沌とした雰囲気の豫園まで徒歩20分ほどだ。旧上海城内部は現在も租界時代に建築された古い民家や庶民の暮らしを目にすることができる。

　マンションの隣には中華系の大型スーパーがある。敷地内には外部の業者が運営しているスポーツクラブがある。

部屋の内装はどちらもデベロッパーによりシンプルに統一されていて日本人好みだ。単身者やご夫婦2人などの居住には最適だ。周辺に高い建物が少なく、高層階からは古きも新しきも一望できる。

「以前は日本人に貸していたんだよ。」とオーナー夫婦は語った。お部屋の掃除の具合から引っ越ししたばかりであることがうかがえる。キッチンと浴室には前の入居者が使っていたであろう浄水器が残っていた。部屋は角部屋にあたり、南北と東から日が差し込んできて非常に明るい。家具もシンプルなお部屋の内装とマッチしていて、癖がなく日本人好みにお部屋をコーディネートできそうだ。シャワートイレや電気ケトル、トースターなどの小物もある。洗濯機はドラム式だが、別に乾燥機が付いている。

人気スポットの新天地が非常に近い。気軽にBARやカフェに繰り出せるだろう。